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3/31公開:ブリヂストン美術館がカイユボットの「ピアノを弾く若い男」を所蔵

Bonjour tout le monde!
なんか色々なことが途中かけでこんなにもあいてしまっております。
そうこうしているうちに、重大なニュースをちょうだいいたしました!

自らのアンテナの感度が低くて申し訳ないです。
情報本当にありがとうございます!!

この度、ブリヂストン美術館がカイユボットの「ピアノを弾く若い男」を所蔵したそうですよ!!

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3月31日から6月24日まで開催する特別展「あなたに見せたい絵があります。-ブリヂストン美術館開館60周年記念」で、ブリヂストン美術館が新たに収蔵した作品2点を公開します。
1点目はギュスターヴ・カイユボットの《ピアノを弾く若い男》です。



▲ギュスターヴ・カイユボット《ピアノを弾く若い男》1876年、油彩・カンヴァス

印象派の画家ギュスターヴ・カイユボットは、ルノワールやモネら仲間たちを経済的に支え、印象派展等の開催でも意見調整や経済支援などを行い、さらには後世に印象派の重要な作品を残す努力をした人物としてその名を知られています。しかし、近年では画家としての活動に関心が集まり、作品の再評価が急速に進んでいます。ブリヂストン美術館は、このたびこの作家の作品を初めて収蔵しました。
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特別展の案内
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日本には他にカイユボットの作品を所有しているところもあるのですが、
これは彼の初期の作品でもあり、
カイユボットが初めて参加した第二回印象派展にも出された作品でもあります。
以前はパリの個人蔵だったそうです。


マルシャル\\\モデルとなっているのは、先日パリとカナダで開催された「カイユボット兄弟のプライベートな世界」でも大きく取り上げられた音楽家、写真家の弟、マルシャルです。
この作品はマルシャルをモデルにして描いた中では最初の作品だと言われています。
ギュスターヴと4つ違いで大変仲が良く
マルシャルが結婚するまで一緒のアパートに暮らしていたりもしました。


このピアノはかつてフランスを代表した、エラールのピアノ。
彼の作曲した曲は娘によれば「ワーグナー風」だったそうですよ。


室内に置かれたピアノ、細かい模様が施されている壁紙、壁に掛かった絵、重厚そうなカーペット、大きな窓、そして薄手のレースのカーテンを通して差し込む光。
この絵はピアノを弾く若い男を描いているにとどまらず
当時のパリの中流(お金持ち)階級の様子を描いています。
カイユボットお得意のパリ近代生活の様子、というやつですね。

1876年の印象派展でこの作品が発表された時、
何人かの批評家はこの上方からの視点でみた道具のアンバランスな見え方に困惑したようですが、
窓、カーテン、壁のモールディング、イスとピアノの脚、からなる縦の線と
床とピアノからなる対角線でカイユボットらしい遠近法的な構図になっているのではないでしょうか。

春になるのが待ちきれませんね!

ピアノを弾く若い男
ピアノを弾く若い男のためのデッサン1
ピアノを弾く若い男のためのデッサン2
ピアノを弾く若い男のためのデッサン3

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