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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
2015-02-21ランダム表示
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美の巨人たちで「床を削る人々(床の鉋かけ)」の放送があったらしいのですよー。
私は全く知りませんでがっかりです。
今のところ再放送の予定はないみたい。しょぼりんこ。
GoogleMapのマイマップで、カイユボットゆかりの地(パリ編)を記してみました。
こちらからどうぞ »
緑のポイントはカイユボットが実際に描いた場所を示しています。
黄色の家型はカイユボットの住んだことのある場所です。
赤のポイントは印象派展の開催地です。(多少ずれがあります)
クリックするとカイユボットが出品した作品(1点)が表示されます。
また、作品詳細の方にもGoogleMapを導入しました。
地図のある作品には一覧に「地図有り」と表示されますので
是非チェックしてみてください。
(地図のある作品一覧)
きっとカイユボットのことがずっと身近に感じられると思います♪
今後も追加予定です。
ここの場所を知りたいとか、何かご質問などあればわかる範囲で追加していきますので、お気軽にどーぞー。
レオン=ボナ(Leon-Joseph-Florentin Bonnat,1833-1922)は当時非常に有名な画家で、
アトリエを構えて多くの生徒が彼に師事していました。
ムンクやデュフィー、ブラック、日本人では五姓田義松なども彼のアトリエに通っていました。
カイユボットがボナのアトリエに通い始めたのは1870年、22歳の頃だといわれています。
また25歳の頃「ボナの弟子枠」(ボナの推薦状?)でエコール=デ=ボザールに合格をしています。
レオン=ボナのジェロームやカバネル(というよりはブーグローかな?)にも似たサロン風のしっかりとした構図の絵やその顔立ちは
確かにカイユボットの印象派展期の画風の中にも見て取れるような気がするのですがいかがでしょうか?
みなさんも、どこかの美術館でレオン=ボナの絵画を見かけたら、
カイユボットが彼から受けた影響を感じ取ってみてください。
レオン=ボナ(Leon-Joseph-Florentin Bonnat)|メアリー=シアーズ(後のフランシス=ショー夫人)|1878|ボストン、Museum of Fine Arts
「Remise de Barques pres de Port-Marly(ポール=マルリー近くの舟置場)」という作品が、どうやら1990年に日本にきていたんですってよ。
展覧会名は「印象派-フランス・ドイツ絵画展 Impressionismus in Deutschland」。
横浜、浦添、福岡、神戸を巡回していたようです。
その他の地域はわかりませんでしたが、横浜はそごう美術館に1990年6/6〜7/1まで。(会期短っ!)
浦添は浦添市美術館かな??
横浜美術館の図書館にこの時のカタログが残っているみたいなので、今度横浜に行ったときに見てみたいと思いまーす。
この絵はルノワールが多くの友人をモデルに描いた作品として有名ですが、
右手前の帽子をかぶった男性は、カイユボットがモデルだと言われています。
ルノワール(Pierre-Auguste Renoir)|船遊びの人々の昼食|1880-81|ワシントンDC、The Phillips Collection
カイユボットは1870年7月26日から数ヶ月間セーヌ県の機動憲兵隊(第八歩兵隊第七隊)に召集される。(普仏戦争)
軍の記録には「身長1m67cm、赤褐色の髪とまゆげ、グレーの瞳」と記されている。
もう少ししっかり読もうと思ったのですが、文字が装飾的すぎて読めませんでした^^;
【左】1歳の頃(1849)
【右】5歳の頃(1853)
Jul. Bally画 パステル。両親を描いたパステル画はこちら。
この時代の肖像画ですからどこまで似ているかはわかりませんが、
カイユボット家がそこそこお金持ちだったことがうかがい知れますね。
英語のwikiのYerresのページに、カイユボットに関する記述があるのを発見しました。
Gustave Caillebotte|Canotiers ramant sa perissoire ボートを岸に引き寄せる人|1878|73cm×91cm|リッチモンド、Virginia Museum of fine Arts
その他wikiのカイユボットのページです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Caillebotte
弟マルシャルのページ(フランス版)
http://fr.wikipedia.org/wiki/Martial_Caillebotte