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マネのオランピア

この絵はエドゥアール=マネの「オランピア」です。

マネが1883年に亡くなったとき、この作品は買い手がつかず、アメリカに売られるところだったのをモネが募金を募って国外流出を防ぎました。

(※追記:国外流出を防ぐ84年の競売会に参加したカイユボットはバルコニーを3000フランで購入。マネの遺族は多くの作品を買い戻すことができた。その後1890年にオランピアを国家に寄贈するための出資金(未亡人からの買取金など)のお金が以下の話です。08/10/04)

その募金の醵金者リストにカイユボットの名もあったそうです。
募金した金額については今のところ不明。

※2008/7/25追記
1890年マネがカイユボットに1000フラン募金してくれるように頼んでいるので、最低その金額だったと思います。


エドゥアール=マネ(Edouard Manet)|オランピア|1863|パリ、Musee d’Orsay

カイユボットの評価

カイユボットは活動期間も短く、また裕福であったために絵を売る必要もなく
1894年に亡くなってしばらくすると画家としては世間から忘れ去られました。

再評価され始めたのは1960年代からだということです。


ところが先日1970年代に書かれたカイユボットについての文章を読んだんですけど
「疲労しており、遅れてきた画家(Felix Feneon)」
「素人画家」
と、まだまだ評価されているとは言い難いですよね^^;

カイユボットについて過去に書かれた文章を探ってみるのもおもしろいかもなー!
今度図書館にいってみよっと♪


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