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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
2015-02-21ランダム表示
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白黒で残念なんですが、この作品の奥にいる人物はカイユボット自身なんだそうです。
この作品は、カイユボット自身を表しているような気がするのですが、どうでしょう?
絵が好きで、ボートが好きで、友人が好きで、でも木がふたりの間にあるように彼自身と友人の間には一線があるような・・・
この絵が描かれた頃は1893年頃、つまり彼が死ぬ数ヶ月前に描いた最後の自画像ということになります。
だとしたらちょっと深いですね。
「プティ=ジャンヌヴィリエの岸辺、冬」
本を読む人、1874/76
キャンバスに油彩、46×38cm
パリ、オルセー美術館(RF3575)
財産目録:金の額縁に入った「本を読む人」
ギュスターヴ=ジェフロワの目録:読書する人の頭部
遺贈時の名前:読む人(Reader)
美術館への遺贈:許可★
シャンプロゼーのセーヌ河岸、1876
キャンバスに油彩、55×66cm
パリ、オルセー美術館(RF2737)
財産目録:ルノワールによる絵画「セーヌ河岸」
ギュスターヴ=ジェフロワの目録:シャンプロゼーのセーヌ川
遺贈時の名前:シャンプロゼーのセーヌ河岸(Banks of the Seine at Champrosay)
美術館への遺贈:許可★
習作(陽光の女性の習作)、1875/76
キャンバスに油彩、81×65cm
パリ、オルセー美術館(RF2740)
財産目録:ルノワールによる絵画「野外にて」
ギュスターヴ=ジェフロワの目録:裸婦の習作、木漏れ日の当たる繊細で健康的な肉体
遺贈時の名前:裸婦の習作(Torso of a nude woman)
美術館への遺贈:許可★
ギュスターヴの父マルシャルは三回結婚をしていて、ギュスターヴはその三番目の妻セルストとの間に出来た子供でした。
この三回の結婚についてずっと謎に思っていた(カイユボットの父と謎の結婚参照)んだけど、本日その謎が解けました!
まず、こちらのボワシエール夫人は最初の妻のアデル=ゾエ=ボワシエール夫人ではなく、そのお母様。
妻のアデルさんとは1829年に結婚し、その何年後かに亡くなってしまいます。
またアルフレッドの他にレオニーという娘がいたそうですがレオニーも6歳で亡くなってしまいます。
「編み物をするマダム・ボワシエール」
次に結婚したのがステファニー=レマスケリエ。1843年のことです。
彼女は出産の一年後にこれまた亡くなってしまいました。
子供のことは不明です。
弟のルネも早死にだったし、この時代はこんなにしょっちゅう人が亡くなっていたのかしら?
家系図も書き直しましたのでこちらをご参照下さい。
はぁ〜、とにかくスッキリした♪
野原で働く人(扇子)、c.1883
シルクにグワッシュ(?)、14×53cm
所在不明
財産目録:[上記参照]
ギュスターヴ=ジェフロワの目録:[上記参照]
遺贈時の名前:扇子(Fan)
美術館への遺贈:拒否
花咲く庭、ポントワーズ、1876
キャンバスに油彩、39×56cm
個人蔵
財産目録:[上記参照]
ギュスターヴ=ジェフロワの目録:[上記参照]
遺贈時の名前:花咲く庭(Garden in bloom)
美術館への遺贈:拒否
マチュランからみたポントワーズのライ平原、1877
キャンバスに油彩、56×92cm
所在不明
財産目録:[上記参照]
ギュスターヴ=ジェフロワの目録:[上記参照]
遺贈時の名前:大麦(Barley)
美術館への遺贈:拒否
労働者、1876
キャンバスに油彩、54×65cm
所在不明
財産目録:[上記参照]
ギュスターヴ=ジェフロワの目録:[上記参照]
遺贈時の名前:労働者(Labor)
美術館への遺贈:拒否
ポントワーズの秋の森、1879
キャンバスに油彩、81×65cm
所在不明
財産目録:[上記参照]
ギュスターヴ=ジェフロワの目録:[上記参照]
遺贈時の名前:森、秋(Wood, autumn)
美術館への遺贈:拒否