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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
2015-02-21ランダム表示
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《水路》
「釣り」「水浴者、イエールのほとり」「イエール川のカヌー」の
イエール川三部作は興味深かったです。
この三作品、微妙にサイズは違うのですが、並べてみるとほとんど同じ大きさ。
釣りをする、泳ぐ、カヌーをこぐといった川での楽しみがそれぞれに描かれているのです。
カイユボットがいかに多くの時間をこの川で過ごしたかが分かるようです。
「セーヌ川に停泊中の船」
そしてこのコーナーでの一番の収穫は今までカイユボット作品の中でも特にとりたてて興味があるわけではなかったヨットの絵が実はおもしろいんじゃないか?というところ。
カイユボットは後期になるとヨットのある風景をたくさん描いているのですが、
ほとんど白黒しか見たことがない、自分自身ヨットになじみが薄いということもあってあまり興味がなく「あー、まー、好きだったんだね」程度にしか思っていませんでした。
しかし今回の展覧会で割と大きめの作品を目の前に見てみると
当然水の色がカラーなことと
あれ、ここにも遠近法や幾何学が・・・・!
カイユボットはずっと遠近法の構図に興味があったんですね。
後期の作品を見直すいい作品に出会った気がします。
あー、いってよかった。しみじみ。
このコーナーに展示されたカイユボット作品
セーヌ水路の小船
アルジャントゥイユ、セーヌの航路
アルジャントゥイユのヨット
セーヌ川に停泊中の船
プティ=ジャンヌヴィリエの土手とセーヌ川
釣り
水浴者、イエールのほとり
イエール川のカヌー
シルクハットのボートこぎ
アルジャントゥイユに続くセーヌ支流、陽光
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(1)チケット
(2)ジャックマール=アンドレ美術館について
(3)《遠近法で描かれたパリ》
(4)《カイユボットのプライベート》
(5)《庭での楽しみ》
(6)《近代風景》
(7)《水路》
(8)戦利品と今後の巡回先
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