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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
2015-02-21ランダム表示
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このジャックマールアンドレ美術館というのは
1869年にパリの高級住宅街に建てられた邸宅を改装した美術館です。
カイユボットのお父さんが1866年(ギュスターヴ18歳の時)に建てたミロメニルの家の近所にあります。
二つの家がお互いに交流があったかどうかは分かりませんが、
このジャックマールアンドレの邸宅大通りに面していて、さらにものすごいですから、
カイユボット家がこの邸宅を知っていた可能性は充分にあります。
この展覧会を見て、今までも知ってはいましたが、
カイユボットがお金持ちだと言うことを改めて実感することが出来ました。
(ただしお父さんが事業で成功したタイプであり、元来のお金持ち、上流階級というわけではありません。)
まずカイユボット家の財産がジャックマールアンドレ程ではないにしても、
同じ高級住宅街に家を建てることが出来たので
まずそのことだけでもカイユボットの家がお金持ちだったことが分かります。
そして幼い頃の肖像画があること(飾られていたのは本物かレプリカかは分かりませんでしたがおそらくJul. Ballyの作品です。)、たくさんの写真を撮ることが出来る財力があること、描かれているまたは写真に映っている調度品、ヨットレースなどの趣味、さほど売る気がなかった彼の作品。などなど。
さて、中は、ものすごい人でした・・・。
日本で開かれる、例えばオルセー展のような劇混みの状態ではないにしても
小さい各部屋に常に20〜30人いるような感じです。
美術館の中は写真NGだったのでなにも無くてごめんなさい。
掲載している部屋の様子は特設サイトのものです。
カイユボットの作品は全部で50ありました!
弟マルシャルの撮った写真も飾ってあり、
カイユボットの作品と弟家族との交流、当時の雰囲気を楽しむことが出来ます。
普段のジャックマールアンドレ美術館は8.5ユーロ(オーディオガイド付)で入ることが出来ます。
中にあるカフェもとてもいい雰囲気なのでこちらだけでも是非。
ジャックマール=アンドレ美術館
Museé Jacquemart-André
158 Bd. Haussmann 75008
01 45 62 11 59
10:00〜18:00 休み無し カフェは11:45〜17:30
最寄駅、地下鉄 Miromesnil (9)(13)
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(1)チケット
(2)ジャックマール=アンドレ美術館について
(3)《遠近法で描かれたパリ》
(4)《カイユボットのプライベート》
(5)《庭での楽しみ》
(6)《近代風景》
(7)《水路》
(8)戦利品と今後の巡回先
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