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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
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待っていた本が届きました〜。
円高で今がチャーンス!と思って、先日カイユボット関連の本をAmazon.comでいくつか買いました。
そして、本日1冊目がご到着〜。
Caillebotte and His Garden at Yerres
Pierre Wittmer 著
ちらっと見たところ、
イエールで描かれたカイユボットの作品に焦点を当てていて
ジョウロの形とか、描かれたバラの種類とかを考察しているような変わった感じの本のように思えますが・・・?
でもモノクロでしか見たことなかった絵がカラーで載ってるのって嬉しいなぁ♪
表紙は「庭師たち (1877)」ですね。
頑張って読んでみようと思います!
まだ読んでない本いっぱい持ってるけど!
今夜は眠れないかもね(>▽<)v
そして日本の皆さん、洋書を買うなら円高の今がチャンスだと思うデスヨ!!
カイユボット作品のサムネイルのみを集めたページを作りました。
ちょっと重たいかもですが・・・;;
カイユボット作品サムネイル一覧→
サムネイルのクリックで詳細に飛びます。
是非ご活用下さい(^o^)ノ***
以前カイユボットの恋人シャルロット=ベルティエ(アン=マリー=ハガン)についてお届けしました。
(リンクはこちら)
本名があるにもかかわらず、なぜシャルロットと呼ばれていたのかと思っていたのですが
ここにひとつ鍵となりそうな、わんちゃん達を発見。
左の犬はそのシャルロットが飼っていた犬なのですが
作品の右上に「CHARLOTTE」と刻まれています。
(クリックで大きくなります。)
右の作品は弟マルシャルの犬を描いたものなのですが、
右上にその犬の名前である「PAUL」と刻まれているのです。
描かれた時期も近いし、
もしかすると、本当にもしかすると、
左の犬の名前が元々シャルロットだったんじゃないの?
なんとなく、恋人同士が甘い名前を呼び合ううちに
私のかわいいシャルロット、になってそのまま通称に・・・とか。
なんて考えすぎ?あくまでもひょっとしたらですけど!
Minneapolis Institute of Artsにでていた「カウチの裸婦」の解説の訳でーす。
プティ=ジャンヌヴィリエの温室にて。
Caillebotte at his greenhouse in Petit Gennevilliers.
オルセー美術館といえば、たくさんの印象派の作品があって
その中の一角を担うのがカイユボットの遺贈した作品です。
カイユボットコレクションには作品のそばにあるプレートの一番下に「Legs Caillebotte Gustave, 1894」という風に書いてあります。
カイユボットによる遺贈、という意味です。
オルセーに足を運んだ際には作品とともに是非この表記にも注目してみてください(^_ < )-★
※これは、ルノワールのムーラン=ド=ラ=ギャレットのプレートです。
「イエール、雨の効果」について、小学館の「印象派美術館」(Book6)でこんな風に書かれていました。
ふむ〜、個人的には「雨は降っている」という意見を持っています。
だって「ミズスマシなど」にしては少し数が多すぎないですか??
(最近はミズスマシでないにしても、川底からの泡かも?とも思っています。要するに判断しかねています。2010/9/17)
「パリの通り、雨」は傘を差していることと若干の路面の反射で雨が降っていることを表しています。
「イエール、雨の効果」はそれと同じように
川面の水紋のみで雨が降っていることを表しているのではないでしょうか?
水紋に注目を集めたいので、手前の岸が雨によって濡れるという現象を
バッサリやめてしまった、という解釈です。
「Effet de Pluie(雨の効果)」という題からはそう読めるんだけどなぁ・・・。
こうして色々な解釈ができるのはおもしろいですね!
さて、みなさんの解釈はいかがですか。
庭いじりをするカイユボット。(マルシャル撮影)
後ろの建物から察するにプティ=ジャンヌヴィリエでしょうか。