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雨やらミズスマシやら?

「イエール、雨の効果」について、小学館の「印象派美術館」(Book6)でこんな風に書かれていました。


手前の赤土が濡れていないことから、
「雨の効果」とは、ミズスマシなどが作り出す水面の波紋のことだとわかる。
《パリの通り、雨》が、雨天にもかかわらず雨粒を描いていないのと、
ちょうど逆の表現になっている。



ふむ〜、個人的には「雨は降っている」という意見を持っています。
だって「ミズスマシなど」にしては少し数が多すぎないですか??

(最近はミズスマシでないにしても、川底からの泡かも?とも思っています。要するに判断しかねています。2010/9/17)


「パリの通り、雨」は傘を差していることと若干の路面の反射で雨が降っていることを表しています。





「イエール、雨の効果」はそれと同じように
川面の水紋のみで雨が降っていることを表しているのではないでしょうか?
水紋に注目を集めたいので、手前の岸が雨によって濡れるという現象を
バッサリやめてしまった、という解釈です。
「Effet de Pluie(雨の効果)」という題からはそう読めるんだけどなぁ・・・。

こうして色々な解釈ができるのはおもしろいですね!
さて、みなさんの解釈はいかがですか。

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