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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
2015-02-21ランダム表示
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ちょうど(おそらく)カイユボットが枠まで描いたデッサンがあったので
カイユボットの代表作のひとつである「ヨーロッパ橋」と、そのデッサンを重ねて比べてみました。
↓横幅を合わせたもの
↓縦幅を合わせたもの
どちらもしっくりきません。幅が余ってしまいます。
先にデッサンで決めた構図と、実際のキャンバスの縦横比がマッチしなかったのかしら?
まぁでもそんなことはよくあることなのかも。
今度はなるべく全体が合うように重ねてみました。
奥の建物(右手)と道路が基準です。
そうすると、奥の建物(左手)の高さと橋の欄干の一番手前の部分の位置がずれてきてしまいました。
(赤い矢印の所ね。)
逆に欄干の手前部分(黄色い矢印)を合わせると、全体がかなりずれてきてしまいます。
細部の位置を変更したのは「遠近感」を強調させるためだったのでしょうか。
カイユボットの、割とリアルなのに何か不思議な感覚を感じさせる作風は
そういう細かい「ズレ」から来ているのかもしれませんね。
といっても、ヨーロッパ橋&このデッサンだけで結論づけるのは早計。
本気でやるならもっとポイントを取って重ねて検証してみないとね。
この橋と道路と奥の建物のみのデッサンも何枚か描いていて
今回重ねたデッサンが何枚目のデッサンかもわからないし。
あとヨーロッパ橋は習作も多いから、そっちも今度検証してみようっと!
いやぁ、忙しいなぁ(w´ω`w)
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