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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
2015-02-21ランダム表示
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カイユボットは何枚か、川に飛び込もうとする男の絵を描いています。
水浴者、イエールのほとり
「川」で泳いでいるように、この時代、プールはほとんどなかったため、川や湖で泳ぐのが普通でした。岸辺にはこの作品のように飛び込み板が設置されていることもありました。
水泳はレジャーでもあり、体を鍛えるため軍事学校でも奨励されていたのです。
そして、プールもなくてどうやって練習していたかというと、まず陸地で。
椅子のようなものに腹ばいになって手足を動かす練習からスタートです。
想像すると、ちょっとおかしいですね^▽^
飛び込む男の格好がぎこちないのもその為かもしれません。
さて、この人達が着ているのは19世紀のファッショナブルな水着。
おそろいの水着なので、どこかの訓練なのかな?
女性は公共の場では泳ぐことはあまりありませんでした。
カイユボットはセーリングやカヌーなど男性的な主題を描くことが多かったのですが、
この水泳の場面からもその一面が垣間見られますね (●ゝω・)
左から「イエール、飛び込み台の男」「 遊泳者、イエールの川岸」
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