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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
2015-02-21ランダム表示
ピサロ|ポントワーズのサン=ドニ丘(赤い屋根、冬の村の片隅)、1877
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来るべきブリヂストン美術館のカイユボット展に何が来ていたら個人的に嬉しいか考えてみました!
(嬉しいか、というだけで予想ではありません。・・・暇なんですね^^;;)
まずこの三点はカイユボットの代表作として殿堂入り!
「床の鉋かけ」
「ヨーロッパ橋」
「パリの通り、雨(パリの街、雨)」
ここからは、色々迷って残り7点絞りました!!(順不同)
「ヨーロッパ橋 (別バージョン) 」
この色味、そしてこの構図!
作品の大部分を占める大胆な鉄骨、その隙間から見えるサン・ラザール駅の汽車と噴き出す蒸気。
それを眺める男たち、足早に過ぎる男。そしてそれをばっさりと切るカイユボットの思い切り!
いつ見ても惚れ惚れするわー。
なぜ印象派展に出展しなかったのだろう??
「オースマン」
水平線の映っていない川、顔のない男達。
この構図もなかなかできる事じゃないと思います。
こうして画像を見ている時と、実際本物の作品を見る時とでは自分の立ち位置(目線がどこにあるか)が違う事って多いので、この作品の場合自分はどこから見ているテイになるんだろう…と楽しみなのです。
「昼食」
こちらこそ画像と実際の作品を見た時とで立ち位置が全然違って驚いた作品。
実はジャックマール・アンドレ美術館での展覧会に出展されていて、
もう一度みたいと思っているもののひとつです。
この作品の手前にお皿が並んでいるのですが、前に立った時「あ、ここが自分の席なんだ、これからここに自分は座るんだ」と思いました。そしてその割にはなんだか暗い室内と会話のない家族の食卓。
不思議な感覚に襲われます。
「室内、窓辺の女性」
こちらも同様にジャックマール・アンドレ美術館に出展されていました。
とても印象深かったので、もう一度見てみたい!!
目の前に立ちはだかる女性の圧倒的無言の背中!
物憂げで凜としていて、不満があり決意がある。(気がする)
日本語版の解説にどんな事が書いてあるのかも読んでみたいです。
「マダムXの肖像」
青と黄色で描かれたパステル画を一点。
できれば「R氏の肖像(男の肖像)」と並んで展示されていたらなお嬉しい。
このこの青白い吸血鬼みたいな男性の肖像画を画中画に載せるくらいカイユボットが気に入っていたのか、はたまたR氏とマダムXが夫婦か何かだったのか。
何故この摩訶不思議な色合いで描いたのか。
「プティ=ジャンヌヴィリエのリチャード=ガロとディック」
わんちゃんがいつも楽しそうだなぁ〜って。
この絵を見たらきっと楽しい気分になれると思います。
「ヨーロッパ橋」もそうですが、犬に連れられて作品の中を巡れるなんてきっとワンダフル。
「プティ=ジャンヌヴィリエの岸辺、冬」
白黒の画像しか見たことのない作品はなかなかランクインしませんでしたが、
こちらはカイユボット最後の自画像ということで、一度見てみたいと思っています。
どんな色合いで、どんなタッチなのかしら。そしてどんな気持ちで描いたのかしら。
他にも図録で白黒しか見たことのない作品が来ていたら嬉しいな!
あと、食べ物&食材シリーズも見てみたいな!
それからこうしたサムネイルでは全然気がつかないけれども、実際に見てみたら新しい発見が色々あるような良い作品が来ていたらいいな!
ようするにとても期待しています(*゚ω`人)
そしてこちらはブリヂストン美術館さん所蔵の作品となりましたので当然出展されているでしょうが、
これを機会に研究発表などあれば嬉しいですね。
「ピアノを弾く若い男」
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