カウチの裸婦
Minneapolis Institute of Artsにでていた「カウチの裸婦」の解説の訳でーす。
This picture belongs with a group of studies of male and female nudes painted by Caillebotte about 1880.
It is unique, however, for the uncompromising realism of its anatomical observation and for its apparent sexual innuendo.
The model would eventually become Caillebotte’s mistress.
The artist has challenged the prevalent standards of taste and morality, which accepted in paintings only the academic tradition of idealized nudes.
Because of its effrontery, this picture was neither exhibited nor sold during Caillebotte’s lifetime.
カイユボットによって1880年頃描かれたこの作品はヌードの習作に属すものである。
しかしながら、この絵は人体を解剖学的に観察した妥協のないリアルさと、性的な暗示があるというでユニークな作品である。
このモデルは結局カイユボットの愛人となったのだろう。
アーティストはヌードの嗜好と道徳の一般的な標準に疑問を呈し、そして、絵の中で理想とされたヌードのアカデミックな伝統だけを受け入れた。
その厚かましさのため、この絵はカイユボットの生涯の間、展示も販売もされなかった。
マネの草上の昼食やオランピアと同じように、理想化されていなくて眉をひそめられるような部類の作品だったということですね。
この作品は個人的にはちょっと微妙だなぁ。
解剖学的に観察したというけど、どうも足のあたりにかなり違和感が。。。
そして、この解説「mistress」ってハッキリ言っちゃってるけど、ほんまかいな?
あまりこのモデルへの愛を感じないけど。