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ブリヂストン美術館がカイユボットの《イエールの平原》を新所蔵&展示
2015-02-21ランダム表示
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行ってきました第二弾。
本当は時系列的にはお父さんが別荘を買ったイエールが先なんですが、
飛んでミロメニル77番地の邸宅です。
カイユボットが18歳の頃、父マルシャルが当時できたばかりの高級住宅街に建てた家です。
残念ながら1898年にだいぶ建て替えられてしまったとのことです。
今もきっとどなたかが住んでいるのでしょう。
ただ、カイユボットが住んでいたというプレートはあります。
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GUSTAVE CAILLEBOTTE 1848-1894
MECENE DES IMPRESSIONNISTES ET ARTISTE-PEINTRE
A VECU ET TRAVAILLE ICI
ギュスターヴ カイユボット 1848-1894
印象派のパトロンであり画家
ここで暮らし、活動
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この家にはカイユボットのアトリエがあったと考えられています。
「ストーブのあるアトリエ」
また他に何枚かこの家の中と思われる絵も描いています。
第二回印象派展に出展された「窓辺の若い男」。
モデルは弟のルネで、ミロメニル通り側の窓から外を眺めています。
この時は鉄柵ではなかったのですね。
同じく第二回印象派展に出展された「ピアノを弾く若い男」。
こちらはもう一人の弟マルシャルです。
さらにカイユボットの代表作の一つ「床の鉋かけ」もこの家だといわれています。
より大きな地図で カイユボット関連地図 を表示
この家で暮らしていた頃、カイユボットは印象派の仲間たちと出会い、
彼の代表作が生まれたのですねぇ。うんうん。
おすすめは地下鉄Monceau駅からモンソー公園を抜けて家を見学、
そのまま「ヨーロッパ橋」や「パリの通り:雨」の描かれた場所に向かうコースです♪
ちなみにジャン・ベローもこの家の絵を描いています。
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