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窓辺の花瓶 (No.150)
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原題:Vase de Fleurs Devant une Fenêtre
英題:Flower Vase in front of a Window
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画/Drawn by |
ギュスターヴ=カイユボット (Gustave Caillebotte) |
制作年/Date |
c.1880年 |
所在地/Location |
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サイズ/Size |
縦 / h:65cm 横 / w:81cm
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画材/Materials |
キャンバスに油彩 / oil on canvas |
サイン/Sig. |
なし / Non |
印象派展 |
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タグ/Tag |
バルコニー / 室内 / 川 / 花 / 0人 / |
カイユボットが数多く描いた「窓辺の景色」シリーズのひとつです。
窓辺の景色シリーズは、人物がバルコニーに立つものであったり、窓から見た通りが鉄製の手摺りで隠されるだけのものであったりというものです。
この作品は手違いでエドゥアール・マネのものだと考えられていました。なぜならマネが死去した時、相続人である夫人のスザンヌが作品の裏に「主人の作品だと認めます、マネ夫人」と記載してしまったからです。
そのためA. Tabarantはこの作品をマネのものだと著作の中で記載しています。その後の別のマネ全集ではこの作品については言及していません。
技術と主題は確かにカイユボットのものです。恐らくこの作品はカイユボット自身からマネに贈られました。
※このページのデータは主にCaillebotte (Catalogues Raisonnes) Marie Berhaut,La Bibliotheque des Artsに基づいています。
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